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悩むナース不妊治療しながら正社員で働くなんて無理…私には向いてないのかな?
そう感じている看護師さんは、きっと少なくないと思います。
実際、厚生労働省の令和5年度調査でも、不妊治療を経験した人のうち仕事を続けられず退職した人は10.9%、雇用形態を変えた人も7.4%にのぼり、合わせて4人に1人以上が何らかの形で働き方を変えているというデータがあります。
参考:厚生労働省「不妊治療と仕事との両立について」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/30.html
参考:厚生労働省「不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりのためのマニュアル」(令和5年度調査データ引用)
https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/001073887.pdf
それだけ、両立の難しさに直面している人が多いということです。



私自身、結婚を機に正社員を退職して県外に引っ越したのですが、その後なかなか妊娠せず、不妊治療を始めることになりました。
この記事では、看護師が不妊治療と仕事の両立に悩んだ末に、正社員ではなくパートという働き方を選んだ経験と、そこで感じたことをお伝えします。
- 不妊治療と正社員の仕事の両立に悩んで退職も検討している
- 不妊治療をしながら働くのは甘えなのか不安に感じている
- パートなど、不妊治療に理解のある職場を探している
看護師が結婚・不妊治療を見据えて正社員を退職した経緯


結婚を機に県外へ引っ越すことになり、それまで勤めていた病院を退職しました。
新しい土地での就職活動になるため、まずは失業保険をもらいながら情報収集に専念しようと考えました。
当時はいくつかの看護師向け転職サイトに登録し、地域の病院やクリニックの情報を集めていました。
土地の事情も病院の雰囲気もまったくわからない中で、「どんな職場があるのか」を知ることから始める必要があったのです。
また、すぐにでも妊娠を希望していたこともあり、最初から正社員ではなく、パートという働き方を選びました。
今までの職場であれば、妊娠を考えていることを伝えても理解してもらいやすかったかもしれません。
しかし、これから初めて面接を受ける職場で「妊娠を希望している」と話せば、採用されにくくなるのではないかという不安もありました。
このように、結婚による退職というタイミングは、不妊治療を始める前から、すでに「働き方そのものを見直す」きっかけになっていました。
看護師がパートで働きながら不妊治療を続けた理由


不妊治療をしながら、新しい土地での仕事を探すことになりました。
せっかく転職するなら、不妊治療への理解がある職場を選びたいと思い、その点を考慮しながら求人を探しました。
不妊治療は生理周期に合わせて通院のタイミングが決まるため、「明日病院に来てください」と急に言われることも少なくありません。
急な休みが必要になるという点では、正社員でもパートでも事情は同じです。
ただ、パートという働き方を選んだことで、最初の面接の段階から「不妊治療をしているので、その点はご理解いただきたい」と伝えることができました。
たまたま同じ職場に、同じように不妊治療をしているパートの方もいたため、急な休みについても理解してもらいやすい環境だったと思います。
それでも、急にシフトを変わってもらうことに対しては、申し訳ない気持ちになることもありました。
そこは、ある程度割り切るしかないと自分の中で受け止めるようにしていました。
もし正社員として働いていたら、こうした急な休みへの対応や、周囲への説明はもっと難しかったのではないかと感じています。
看護師のパートだからこそ不妊治療を続けられた実体験


不妊治療をしていると、どうしても妊娠のことばかり考えてしまいがちです。
そんな中で、仕事をすることで気持ちが切り替えられたことは、私にとって大きな助けになりました。
パートだったおかげで、「今日は午後からの出勤だから、午前中に病院の予約を入れられる」というように、通院と仕事を調整しやすい場面も多くありました。
一方で、前日のシフトで急に休みをもらわなければならないときは、職場に伝えにくく、気を使ってしまい、心中穏やかではいられませんでした。
理解のある職場であっても、毎回申し訳ない気持ちになるのは変わりませんでした。
それでも、不妊治療だけに気持ちが向きすぎず、仕事という別の場所を持てたことは、当時の自分にとって必要なことだったと感じています。
不妊治療をしながら働く、パート以外の選択肢


不妊治療と仕事の両立方法は、パートだけではありません。
厚生労働省の調査でも、不妊治療をしている人が実際に利用している制度として、年次有給休暇のほか、「短時間勤務」「テレワークなど柔軟な勤務を可能にする制度」「通院・休息のための休暇制度」などが挙げられています。
看護師の場合であれば、以下のような働き方も選択肢になります。
- 時短勤務(勤務時間を短縮して正社員を続ける)
- 派遣(勤務先や勤務期間を選びやすい)
- クリニックの日勤のみ勤務(夜勤なし・通院と両立しやすい)
私自身はパートを選びましたが、正社員を続けながら制度を活用する道や、派遣という働き方を選ぶ人もいます。
自分の状況に合わせて、無理のない働き方を探すことが大切だと思います。
夜勤なし・自分のペースで働ける職場については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
こちらも読まれています
【看護師だけどのんびり働きたい!おすすめ職場3選と転職体験談】はこちらになります。


医療費控除で少しだけ負担を軽くできた話


不妊治療は、想像以上にお金がかかります。
私自身、当時は今のような助成金制度はなかったので、治療費はすべて自己負担でした。
それでも、確定申告で医療費控除を使うことで、いくらか負担を軽くすることができました。
1年間にかかった治療費の領収書をまとめて保管しておき、確定申告のタイミングで申請したのを覚えています。
今は2022年4月から不妊治療の多くが保険適用の対象になっていて、当時よりも費用面でのハードルは下がっているようです。
それでも保険適用外の治療や、自己負担分が年間10万円を超える場合は、今でも医療費控除の対象になることがあります。
当時の私と同じように、レシートや領収書はこまめに残しておくことをおすすめします。
助成金についても、お住まいの自治体によっては独自の制度を設けているところがあるので、治療を始める前に一度、自治体の窓口で確認しておくと安心だと思います。
参考:こども家庭庁「不妊治療に関する取組」
https://www.cfa.go.jp/policies/boshihoken/funin
看護師で不妊治療と仕事の両立に悩んでいる方へ


不妊治療と仕事の両立は、本人にしかわからないつらさがあります。
「迷惑をかけているのでは」という不安から、一人で抱え込んでしまう方も多いのではないでしょうか。
もし今の職場で、不妊治療への理解を得られず悩んでいるなら、私のように「最初から理解のある職場を選ぶ」という選択肢もあります。
私の場合も、転職活動の際に登録した転職サイトを通じて、不妊治療に理解のある今の職場を見つけることができました。
一人で抱え込まず、自分に合った働き方を探す選択肢があることを知っておいてもらえたらと思います。
転職サイトを利用する際に気をつけたいポイントについては、こちらの記事でも詳しくお話ししています。
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まとめ
今回は、不妊治療をしながら働くために、正社員退職後パートへ働き方を変えた経験についてお伝えしました。
- 不妊治療は通院のタイミングが急に決まることが多く、急な休みが必要になる
- 正社員でもパートでも、急な休みへの対応は同じように必要
- 最初から不妊治療への理解がある職場を選ぶことで、働きやすさが大きく変わる
- パートという働き方が、不妊治療と仕事の両立をしやすくしてくれた 仕事を続けることで、不妊治療だけに気持ちが向きすぎずに過ごせた
働き方を変えることは、逃げではありません。
自分と治療を続けていくための、大切な選択です。
私自身、働き方を見直したことで、不妊治療と仕事のバランスを取りやすくなりました。








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